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産経新聞 2024.12.28

「出てこーい」「出てけー」74カ所で見た
令和6年の荒れた選挙 目立ったアンチの妨害

 令和6年は、4月の衆院東京15区補欠選挙で政治団体「つばさの党」陣営が選挙妨害事件で立件されるなど、荒れた選挙が注目を集めた。記者が取材で足を運んだ街頭演説などの選挙の現場は、7月の東京都知事選や10月の衆院選など計74カ所。例年になく多くなったが、その中でも印象に残った場面を振り返る。

 

市長選まで安倍派の「政治とカネ」

 

 今年初めての選挙取材は1月21日投開票の東京都八王子市長選だった。自民党と公明党が推薦する無所属新人で元都職員の初宿(しやけ)和夫氏が、立憲民主党や共産党などが支持した無所属新人の元都議ら4人を破り、初当選した。

 この地方選が注目を集めたのは、同市が自民党の萩生田光一元政調会長の地盤だからだ。萩生田氏は自民の派閥パーティー収入不記載事件で集中的に捜査を受けた安倍派(当時)幹部。萩生田氏は初宿氏の出陣式が始まる前、「陣頭指揮をとらないといけないにも関わらず、政治不信を招いた」と参加者に陳謝し、その後は聴衆に交じって応援弁士の演説を聞いた。

 初宿氏は選挙戦の最終盤に小池百合子都知事が来援したこともあり、辛うじて勝利した。開票後、萩生田氏は初宿氏の選挙事務所で「ひりひり胃が痛む毎日だった。私がブレーキになってしまい、選挙戦に重い影を落としてしまった」と再び支援者に頭を下げた。

 選挙戦では、立民や共産が街頭で「『八王子のあの人、悪いことしている』、といわれる」(立民都議)など萩生田氏への批判を展開。野党系の無所属新人は6645票差で敗れた。「落選確実」が報じられると、新人の選挙事務所では負けを惜しむ声が相次いだ。

 初老の陣営幹部の男性は「古い八王子を壊して新しくしようと3人が立ち上がったが、3人ともまだまだ力がなかった。八王子市民が理解できなかったということでしょう」と述べた。この3人は陣営幹部を指すという。

 その1人もマイクを握って、鮭(しゃけ)ともじってか初宿氏のことを「サンマさん」と呼んだ上で、「萩生田クンが夢中になって、前総理の…えー誰だったかな、スガ、スガ、スガさん(菅義偉元首相)。それから小泉純一郎クンを呼んで大逆転。まさかの差がついた。選挙は恐ろしい」と小泉進次郎前選対委員長の名をあえて間違えるなど揶揄してみせた。

 

事務所に押しかけ罵声

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「出てこいよ。いるんだろ。議論しよーぜ。なにびびってんだよ」

 4月20日夜の東京メトロ・門前仲町駅(東京都江東区)近く。28日投開票の衆院東京15区補選に出馬したつばさの党幹事長の新人、根本良輔被告はタスキ姿で、日本保守党の新人候補の事務所前で声を上げていた。

 

 矛先は周囲を囲む数十人の群衆にも向かう。

 

 「信者の皆さんがお願いしてくださいよ。こんなやつら、論破してくださいよ、と」「本当に応援してんだったら、いえよ」

 事務所には日本保守党の百田尚樹代表らが閉じこもっており、根本被告は百田氏との「議論」を求めているという。根本被告の挑発に、周囲を取り囲む人々はスマートフォンを向けて撮影するのみ。表立った動きは起きなかった。

 根本被告は選挙期間中、他陣営の遊説現場に押しかけ、罵声を浴びせながら「議論」をふっかけていく。選挙後に公選法違反(選挙の自由妨害)罪で起訴され、現在も公判中だ。

 投開票前日の27日午後の東京メトロ・菊川駅(墨田区)前。根本被告は珍しく「選挙妨害」ではなく、街頭演説に臨んだ。だが、菊川駅があるのは東京15区の江東区ではない。選挙活動中によく通るため勘違いしたという。

 

 根本被告は取材にも応じ、選挙妨害について「『質問に答えれば立ち去る』と最初からいっている。玉木雄一郎氏(国民民主党代表=役職停止)らは答えたので、そこから離れた」と述べ、「あんたらがかたくなに答えないのは、それは答えられないからでしょ。国民1人の質問に答えられねえ奴が、聴衆に向かって『一票をお願いします』という資格はないと思います」と持論を述べた。

 現状の政治については「不信感の塊だ。半数以上がどこに投票していいか分からない。自民党は一番支持を受けているが、そのほとんどが組織票だ。(有権者は)自分が一票入れてもどうしようもないから、選挙にいかないし、あきらめているだけ」と語った。

 

 選挙カーに乗り込むと、「小池はうそつき、ヘイヘイヘイ♪」などと小池知事の学歴詐称疑惑を大音量ではやし立てながら、その場を去った。

大吼ジャーナル

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