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紀元2683年5月25日楠公祭

5月25日 武将の三勝

 

延元元年(西暦1336年)の今日、楠木正成が湊川で戦死した。

 

主君のために身を棄てるのを〈忠〉という。親にそむかずに仕えるのを〈孝〉という。老人を敬い、軍人を大事に育て、民を憐れむのを〈仁〉という。一度引き受けたらぶれることなく、貫通するのを〈義〉という。でしゃばらず人をたてるのを〈礼〉という。陣にあっては作戦をめぐらせ大勝利を収めるのを〈智〉という。何があっても嘘をいわず、人の信用を失ってはならない。

 

我に勝ち味方に勝ちて敵に勝つ

    是を武将の三勝と云ふ

 

楠木正成は鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて活躍した武将(1294-1336)

後醍醐天皇を奉じて鎌倉幕府打倒を果たしたが、後に湊川の戦いで自害した。軍神、智将として讃えられた。

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