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自民党本部占拠事件から30年

     ―自民党は変わったか―

相原修 
昭和45年5月8日生。神奈川県横浜市出身。
高等学校中退後、自衛隊入隊。18歳で除隊後、
政治結社「瑞穂塾」入塾を経て、
赤尾敏先生遺訓継承「大日本愛国党」移籍。

離党後、単身自民党本部襲撃・占拠。
5年にわたる懲役刑より復帰後、出雲大社「大社國学館」に学び、卒業、
神職となり平田篤胤翁の國学を研究し普及に努めた。「平田篤胤翁顕彰会」代表。
平成21年9月6日、39歳で帰幽

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    平成4年2月11日、紀元節を迎えたこの日の午前九時前、

    千代田区永田町の「自由民主党本部」に一人の男が

    タクシーから降り立った。

 

    出で立ちは特攻服、頭には鉢巻、肩に襷を掛けた

   相原修(当時21歳)氏である。

 

    それから相原氏は約7時間後の午後4時前まで、自民党本部、

    しかも総裁室に立て籠もったのであった。

 

    その際の「蹶起趣意書」は次の如し。

ロッキード・リクルート疑獄事件の元凶であり、

三島由紀夫・森田必勝両烈士、

靖國神社の英霊を冒瀆した

国賊・中曽根康弘を最高顧問とする、

神武天皇道義建国の精神に反する

容共金権腐敗の自民党は解散せよ!

いくら法律や組織をいじくり廻しても

それを運営するのは人である。

その人の心が腐っていては萬事おしまいである!

リクルート議員であり

「大東亜戦争は侵略戦争だった」とぬかすような、

宮沢が国会で「政治倫理の確立が急務である」

と言っているが、宮沢のような腰抜けが総理大臣になり、

「倫理」を唱えるだけでも自民党は絶望的であり、

中曽根や金丸などは既に倫理・道徳を無視して

「倫理.リンリと鈴虫の泣くような声を出して騒いでも

どうにもならぬ、倫理は金だ!数だ!力だ!勝てば官軍だ!」と抜かして、

私利私欲のカイライとなり政界を毒し続けている

日本は今、自民党のインチキ・ゴマカシの金権政治で

目茶苦茶となり、

 

このまま放任しておけば

天皇国日本は滅亡してしまう!

今こそ国民は、日本的民主主義の精神である

維新の五箇条の御誓文、そして

神武天皇道義建国の精神を

あらわした、教育勅語を復活して、

日本人は天皇陛下を中心に団結せよ!

日本国民精神統一の指導原理は、

明治天皇と言っているし、

マホメットに至っては剣とコーランの教義を説いたのだ!

キリスト者も日蓮主義者も真の求道者は、

宗教道徳を軽視した亡国集団自民党打倒のために、

革新的宗教運動をまきおこせ!

アジア解放の同志であり友である韓国人たちよ!

憎むべきは天皇陛下ではなく、北朝鮮の金日成に媚びる

自由と民主主義の敵である自民党であり日本国民ではない!

 

日本人も韓国人も合邦運動にいのちをかけた、

李容九をはじめとする志士のねがいにこたえ、

日韓共同で北朝鮮を解放し、金日成独裁下に苦しむ朝鮮人を救え!

今こそ真の日本人は、

天皇・キリスト・釈迦・孔子・マホメット等の教えは

一つなる事を信じ、人道主義の理念により社会の改革を断行せよ!

明治天皇陛下の聖勅である教育勅語を

国民精神の指導原理とせよ!

宗教道徳の精神に反する共産主義に反対し

資本主義の是正を断行せよ!

神武天皇道義建国の大義を明らかにし、

君民一体の日本的民主主義を大成して、

愛国維新の烽火を上げ

亡国自民党体制を打倒せよ!

紀元節萬歳!建国祭萬歳!

天皇陛下萬々歳!

赤尾敏先生の提唱された建国祭の日に。

皇紀二千六百五十二年
平成四年二月十一日

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